今年の3冊(2014)
今年ももうすぐ終わりです。とりあえず年内予定の原稿などは書き終え、休みに入ろうと思ったら校正ゲラが届き、それを終えたら今度はゼミ生から卒論の草稿が届くなど、なかなか完全オフモードには入らせてもらえません(苦笑)。
というわけで、今年(2014年)読んだ本の中から、特に印象に残った三冊をピックアップして紹介します。
①
- 作者: 前田健太郎
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2014/09/27
- メディア: 単行本
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「日本はなぜ公務員数が少ないのか」は前から気になっていた論点。それに対して、福祉国家論を含む幅広い視点からアプローチしている点が印象に残りました。タイトルもとてもいいと思います。
②
- 作者: 大西裕
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/04/24
- メディア: 新書
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この本を読んで韓国の面白さにあらためて気づき、ゼミの韓国からの留学生といろいろと盛り上がりました。
③
- 作者: 木畑洋一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2014/09/20
- メディア: 新書
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20世紀の歴史を新書でまとめるというのは大変だと思うのですが、一定の視点から見事に描かれているという感じで、大げさではなく感動しました。
そのほかにもいろいろと感銘を受けた本は多いのですが、3冊というのが区切りがいいので、このあたりで。3冊中2冊が新書ですが、今年は全体的に新書に良い本が多かったという印象ですね。