2010-01-01から1年間の記事一覧

本格的に師走っぽくなってきた

一昨日の火曜日は、「政策過程論」の講義の2回目。「政策過程における利益・制度・アイディア」について講義した後、研究室に戻ってくると、以下の本が届いていました。 公共政策学の基礎 (有斐閣ブックス)作者: 秋吉貴雄,伊藤修一郎,北山俊哉出版社/メーカ…

そして三学期

三学期に入りました。先週水曜日からだったようですが、僕の授業は火曜日なので、最も後発で今日から開始。 今学期の講義は「政策過程論」。①理論・分析枠組、②戦後日本の政策過程のアクターと構造、③近年の変化、という構成です。1年ぶりのふたコマ連続講義…

もう冬に入っている気もするが、秋休み中

3学期制の我が大学は、現在「秋休み」中で今日がその最終日。といっても、先週金曜からなので、正味3日間(しかもそのうち1日は某入試だったりする)ですが(笑)。 とはいえ、その前の試験期間中も含めると、それなりに自分の時間を取れる時期ではありま…

合同ゼミ

久しぶりの書き込みとなりました。11月上旬は、公私ともになかなか余裕のない日々が続いていましたので…(苦笑)。 僕の学部ゼミは、対外的なイベントはこれまであまりしてこなかったのですけど、今回お誘いをいただいたこともあり、初めて他大学のゼミとの…

つながる

僕も執筆者として参加した共著が出版されたようです。学内の書籍部にも並んでいました。僕は第4章を書いています。 政治の発見 第4巻 つながる (政治の発見 第 4巻)作者: 宇野重規出版社/メーカー: 風行社発売日: 2010/10/01メディア: 単行本購入: 3人 クリ…

商売道具が…

季節の変わり目の風物詩、風邪。今年も子どもたちを経由して、僕にやってきたようです。でも、症状はノドだけ。のどの痛みから始まり、痛みが治まってきたと思ったら、今度は声が出ない…。 そんな中、今日は講義&ゼミでした。ノドは若干復活したものの、明…

木曜だけど火曜

更新を2週間も空けてしまいました。10月というのは、油断しているとあっという間に余裕のなくなる時期です。 先週の3連休は学会に行っていました。今回は久々にお役目(報告とか討論者とか司会とか)がなく、気楽に勉強してこようという心持だったのですが…

2学期のゼミ書評②

他の同業者の方から、「新学期が始まった」という声がちらほら届いていますが、我が大学はもう開始から1ヶ月が過ぎ、既にそろそろ疲れの出る頃です。おまけに気候変動も激しいので、体調管理に気をつけねば(昨年はこの時期に熱を出して寝込んだので)。 さ…

共著の集合行為問題

先日(と言ってももう一月近く前ですが)、ある同業者の方が「共著本はなるべく参加したくない仕事の一つ」とおっしゃっていました。理由は、「たいていの場合出版が遅れて、その間自分の文章が氷づけにされてしまうから」だとか。 僕は「参加したくない仕事…

2学期のゼミ&書評①

学部のゼミの方も今日から本格的に開始(先週は日程調整のみだったので)。2学期は、4年生の研究発表(卒論・ゼミ論中間発表)と3年生の文献報告(文献は学生が自分の関心にそって選ぶ)が主です。 まずは、4年生の研究発表から始まりましたが、とりあえ…

今年の第1位は

2学期開始から1週間、授業の方も順調に一巡。 1・2年生向けの専門基礎講義では、夏休み中の宿題としてあったレポートを回収しました。プラトンからアレントまで、政治思想家十数人の名前を挙げ、「この中から一人を選び、その主著を読んでその意義を論ぜ…

猛暑日が続いても、夏休みは終わる

他の同業者の方々が海外出張に出かけるなど夏休み真っ盛りの中、わが大学は粛々と夏休み終了。とりあえず、暑すぎて夏休みが終わった気にならない…。 夏休み中にやる最低限の宿題としていた某原稿も、ひとまず一通りは書き終えました。しかし、どうしていつ…

理想と現実

あと1週間…ということで、夏休み中に一通り書き上げたい原稿を鋭意執筆中。まだ途中ですが、既に字数が…。 ある知り合いの方(同業者)のブログに、「午前中を論文執筆にあて、あとは時間があっても、それ以上はやらない」というアメリカ人研究者の話が載っ…

あと2週間

先週いっぱいは、お盆休みということで、家族で帰省していました。家族で出かけたり、友人と飲んだり、野球を見に行ったり…、もともとオンとオフを区別するタイプではありますが、今回は特に完オフに近い1週間(半日だけ、母校の図書館で論文を集めたりしま…

半分終わり

こちらに住むようになってからは、ほとんど夏バテにはならなくなっていた(出身地に比べると涼しいので)のですが、今年はさすがにバテ気味。今日は涼しくてよかったですが、逆に疲れが噴出しているのか、眠たい1日でした。 ここのところはあまり変化のない…

ポシティブ・アクション

今日は、全学の男女共同参画関係の担当の先生が来訪し、「ポジティブ・アクション」の正当性の根拠について意見を求められました。 その先生からのご依頼でこういうことになったのですが、僕はジェンダー関係研究者でもないし(まあ、そっち方面に親近感があ…

議席数予想

これも、僕が学部生時代に所属したゼミでやっていたことの真似なのですが、僕のゼミでは、国政選挙がある場合はゼミ生全員に各政党の議席数予想をしてもらい、予想が当たった(予想との乖離が少ない方が勝ち)順に順位をつけ、発表しています。 いろいろな要…

迷い中

そういえば、前回タイトルをど忘れしていた本はこちら。 Explaining Institutional Change in Europe作者: Adrienne Heritier出版社/メーカー: Oxford Univ Pr on Demand発売日: 2007/03/29メディア: ハードカバー クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) …

実質的に夏休み

わが大学は、他に先駆けて期末試験期間に入っています。これが終わると夏休みということになりますが、僕の担当科目は今学期には試験をしないので、僕はもう実質的に夏休みに入ってしまいました。 この夏休み期間中にやらなければいけないことは、福祉国家関…

いろいろ終わり

先週末は学会。この学会は「暑い」か「雨」かのどっちかの印象が強い(時期的にそりゃそうですが)ですが、今年は前者でした。僕は、某セッションで報告を担当。 ・オーディエンスの方が、自分の予想をはるかに超えて多かったのに驚きました(感謝です)。レ…

なんだかんだと

なんだかんだ言いつつも、昨夜はサッカー日本戦を見てしまい、寝不足気味(というか明確に寝不足)の本日。前半が終わった後、「まあこの後はひたすら守りでドキドキするだけだろうだから」と思って床に就いたものの、30分ほどうとうとしただけで目覚めて…

勝手に「ゼロ年代の5冊」(洋書編)

前回の日記で、ピアソンの著作に関し、「僕がゼロ年代に読んだ本の中で、ベスト5くらいには入る」と書きました。「ゼロ年代」の本を選ぶという発想は、某新聞社の書評欄の真似ですけど、じゃあ自分なりに「ゼロ年代の1冊」を選ぶとしたら何だろうかというこ…

えいやっ

6月は来てしまいました。5月末日締め切りだった各種仕事は何とか仕上げ、特に最大の難関だった某ペーパーも「えいやっ」と送信。 これでひとまずホッとした…というところまでは行きませんが、今週いっぱいくらいは少しゆるゆるとしたいところ。とりあえず…

ゼミ書評②

5月末日締め切りの各種仕事に追い立てられ中。授業と会議の合間にそれらに没頭する1週間となりました。レギュラー授業期間中に、これだけ締め切りが重なると少々キツイ。もちろん、今週もこの状態は続く予定です。 そのような中、前回のゼミで僕が書評した本…

ジェネレーション・ギャップを超える存在

先日は、ゼミ(学部)の新歓の飲み会でした。 この場で明らかになったのですが、新しく入ってきた3年生はもうみんな「平成生まれ」なのです。 そして、今年のゼミは4年生より3年生が多く、4年生にも早生まれがいたりしたので、僕を含めて「昭和生まれ」…

ゼミ書評

僕のゼミ(学部)では、テキストのほかに、隔週で、その間に読んだ本について書評を書いて提出することが、ゼミ生全員の課題となっています。提出された書評は全て印刷され、その週のゼミで配布されます。まあ、僕が学部生のころに属していたOゼミの真似で…

1学期のゼミテキスト

昨日書きましたように、ブログの再開がずれ込むうちに、新年度のゼミなども始まってしまいました。まだ慣れない操作の練習も兼ねて、1学期にゼミのテキストになった文献を紹介します。 学部ゼミの方は、「日本政治を中心に、比較政治の観点も入れながら、現…

開始、というか再開

こんにちは。 以前より、公式HPの方で、「近況・雑感」という形でブログめいたことは書いていたのですが、いくつかの理由から、ここしばらく更新が滞っていました。 しかし、多くの方から、「最近更新していませんね」「更新されていませんが元気にしてい…