議席数予想

 これも、僕が学部生時代に所属したゼミでやっていたことの真似なのですが、僕のゼミでは、国政選挙がある場合はゼミ生全員に各政党の議席数予想をしてもらい、予想が当たった(予想との乖離が少ない方が勝ち)順に順位をつけ、発表しています。

 いろいろな要素を考慮に入れて、選挙結果を予想することは、日本政治についてのなかなか良い勉強になると思い、ゼミを始めてからずっと続けています。衆参合わせて今回でかれこれ7回目となりますが、参院選はわりと予想しやすいこともあり、かなりハイレベルな僅差の勝負となります。これまでの例では、予想との乖離を全政党合わせても一ケタにしないと、上位には食い込めません。

 しかし、今回の参院選は予想が難しかったようです。今日、集計しましたが、1位の人でも二ケタ。大体、民主党50前後、自民党45程度の予想が多かったのですが、ふたを開けてみれば逆でしたからね。

 ちなみに、これにはいつも僕も参加しています。ここのところ1位になれていなかったので、今回は気合を入れて予想したのですが…、結果は僅差で敗北(3位)。

 選挙区ごとに見ていって最後に集計した時、思いのほか自民党議席数が多かったので、「そこまで多くないだろう」とか思って、手心を加えて(?)減らしたのがいけなかった!それをしなければ、1位だったのですが。

 まあともかく、もう結果は出ました。2学期最初のゼミで順位を発表し、今回の選挙の特徴などについて議論することになります。論点は「消費税はどの程度影響したか」「アナウンスメント効果はもはや同調効果に取って代わられたのか」あたりでしょうか。