迷い中

 そういえば、前回タイトルをど忘れしていた本はこちら。
 

Explaining Institutional Change in Europe

Explaining Institutional Change in Europe

さて、夏休み中とはいえ、研究以外にも仕事はいろいろと。

 2学期(9月1日〜)以降の授業についても考えなければいけないことはいろいろあるのですが、とりあえず最大の問題は、2学期に担当する2年生向けの入門ゼミを、どのような内容・テキストでやるかということです。

 4月〜6月に放映されていた「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)の影響で、今年はちょっと政治理論・政治哲学的な議論をやってみようかなあ、というのが第一候補。サンデル(あるいはハーバードの学生)のように大教室で討論を展開するのはちょっと無理としても、ゼミでならやれるかもしれない。

 でも、どのようにやるかが課題ですね。ベストセラー中のサンデルの本を使うという手もあるけど、それではちょっと影響を受けたのがミエミエな感はあるので、今のところの候補にしているのはこれです(↓)。

現代政治理論 (有斐閣アルマ)

現代政治理論 (有斐閣アルマ)

 いま、再読して検討中なのですが、やはりいい本だと思います。ただ2年生向けにやるにはちょっと内容的に難しいかな?これで学生同士の議論を盛り上げるためには、こちらで具体的な論点を提示するなど、少し工夫が必要かもしれないですね。

 まあ、(政治理論にとどまらず)ほかの候補もあるので、もう少し検討は続きます。