本格的に師走っぽくなってきた

 一昨日の火曜日は、「政策過程論」の講義の2回目。「政策過程における利益・制度・アイディア」について講義した後、研究室に戻ってくると、以下の本が届いていました。

 

公共政策学の基礎 (有斐閣ブックス)

公共政策学の基礎 (有斐閣ブックス)

 早速パラパラと見てみると、本書の8章が「政策決定と利益」、9章が「〜と制度」、10章が「〜とアイディア」と、ついさっき話してきたテーマが含まれているということで、なかなかすごいタイミングでした(笑)。秋吉さん、ご恵贈いだきありがとうございました。

 なお、次回の政策過程論のテーマは「アジェンダ設定、実施、評価」です。これまた本書の第3章、第11章・12章ですね。利用させていただきます。

 そして、学部ゼミの方は「書評」の回。僕が取り上げた本は以下の2冊です。

 ①まあ、書評というより宣伝ですね(苦笑)。あらためて通して読んでみると、特に政治学者が書いた章は(僕も含めて)、むしろ「つながり」を相対化しようとする視点が強いような気がして、興味深かったです。

政治の発見 第4巻 つながる (政治の発見 第 4巻)

政治の発見 第4巻 つながる (政治の発見 第 4巻)

 ②秋休み中に執筆していた原稿の参考に読みましたが、興味深い指摘に満ちた1冊でした。目から色々なウロコが落ちました。

新しい労働社会―雇用システムの再構築へ (岩波新書)

新しい労働社会―雇用システムの再構築へ (岩波新書)