2学期のゼミ書評②
他の同業者の方から、「新学期が始まった」という声がちらほら届いていますが、我が大学はもう開始から1ヶ月が過ぎ、既にそろそろ疲れの出る頃です。おまけに気候変動も激しいので、体調管理に気をつけねば(昨年はこの時期に熱を出して寝込んだので)。
さて、今日はゼミの日。今日も4年生の卒論構想発表ですが、今日のテーマは「平和構築と人間の安全保障の連関について」。なお、先週のテーマは「90年代以降の日本の福祉政策」でした。
また、今回のゼミ書評で僕が紹介した本は以下の2冊。
①とにかく「議論にキレがあるなあ」というのが第一印象。特に前半は、90年前後にもうこんなことが書かれていたのか、と。
- 作者: 川崎修
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/07/28
- メディア: 単行本
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②野党期のイギリス保守党の党内改革についての研究。僕も最近「野党期の労働党」(80年代〜90年代前半及び現在)に関心が(再び)向かいつつあるので、その点からも興味深く読めました。
イギリス・オポジションの研究―政権交代のあり方とオポジション力
- 作者: 渡辺容一郎
- 出版社/メーカー: 時潮社
- 発売日: 2009/08
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