討論者の価値

 先週末からの連休は、この時期恒例の某学会で岡山へ。岡山は初めて行くのでうきうきしてたのか前日にあまり眠れず、体力的にはキツイ学会となってしまいました。今回はお役目がなかったので、精神的には楽でしたが…。以下、印象を箇条書きで。

・同じ感想をお持ちの方が多いでしょうが、共通論題が刺激的。これまで個人的に何となく思っていたことを、(討論者によって)形にされた感があり、思考を刺激されました。

・共通論題ももちろんそうですが、今回の学会では「討論者」の価値を改めて再認識。ひょっとしてそのパネルの充実度を決めるのは討論者かも?

・某パネルのように、政治学の中でも、そのパネルのディシプリンの外部にいる方にコメントしてもらうことは、そのディシプリン全体にとって有益だし、それができるということこそが、あの学会の価値なのかもしれない、とか。

・時間を作って、倉敷をちょっとだけ観光。美観地区は本当に「美」「観」でした。ままかり寿司も食し、満足。

・しかし、つくばから岡山は遠かった…。新幹線に乗る時間が長いので腰に来ました。飛行機にすべきだったのかもしれないが、微妙なところですね…。

 いずれにしろ、色々と刺激される学会でした。もう少しその余韻に浸りたいところではありますが、帰ってきたらほとんど絶望的なまでに仕事が積み上がっていて、途方に暮れているところです。一つ一つ片付けるしかないですが、さてさて…。