模擬授業に合同ゼミ
研究面が一段落したところで、先週末にはいくつかのイベントに。
金曜日には、近くの(といっても車で30分くらいかかる)高校に赴いて模擬講義。県立高校なのですが、単位制ということもあってか、大学の階段教室のような講義室があり、そこで50分×2回(入れ替え制)。夏休みの大学説明会でやった内容を少し膨らませたものをやってきました。終了後、「同じ内容を2回やることはあまりないので…」というようなことを責任者の先生に言ったところ、「私たちは週8コマ同じ内容の授業をやっています」と返され、高校の先生を尊敬しながら帰途に。
そして日曜日には、昨年同様、東京の国立の某大学のTゼミと合同ゼミ。今年は以下のテキスト
- 作者: 佐々木信夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/11/10
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①道州制班
②(既存の都道府県を維持した)分権班
③中央集権班
の3班に分かれ、三つ巴ディベート形式で開催。今回は、それぞれの班に両大学から同じ数だけ入る(つまり、大学別の班ではない)形式にしたため、最終的にどの班が最も優れた主張をしたかを判定することに。それもあってか、大いに盛り上がりました。
全体的には、①②vs③の対立図式で議論が進み、その中でも自らのメリットを他と差別化する形で主張できたということで、①道州制班の優勝ということになりました。優勝班のメンバーには、賞品として、夜の懇親会でビール1杯無料進呈(笑)。
昨年の合同ゼミでは比較的押されていたうちのゼミ生たちも、今年は議論を主導する側に回る場面が多く、成長を感じました。非常に充実していたようで、「半日では時間が足りないので、来年は合同合宿にしましょう!」との声もありました。さて、どうしましょうか。
…と各種イベントを終えた翌日から風邪をひいてしまい、今年も風邪でちょっとぼんやりしながら、日本シリーズを観戦しております(実は昨年も、そして2007年も日シリ中は風邪をひいていた)。