仕事納めに…できるか?

 年内の授業も終わり、冬休み期間。…とはいえ、仕事納めにできるかどうか、ぎりぎりの攻防を今日あたりはしています。年明け早々に研究会報告があるので、その準備など。

 先日の飲み会でゼミ生たちと今年を振り返っていたのですが、共通していたのは、「1月と2月の記憶がない」という点。もちろん、記憶がないわけではないのですが、1月や2月に何があったかは、かなり一所懸命に思い出さないと、出てこない。逆に、3月以降の出来事は、思い出そうとしなくても、脳裏に生き生きとよみがえってくる。これが、「3.11」のインパクト。

 さて、新聞などでも「今年の三冊」みたいな特集をよく見るようになりましたので、僕も選んでみました。今年、僕の印象に残った三冊(刊行順)。

 ①

日本の国会――審議する立法府へ (岩波新書)

日本の国会――審議する立法府へ (岩波新書)

 ②
社会学の方法―その歴史と構造 (叢書・現代社会学)

社会学の方法―その歴史と構造 (叢書・現代社会学)

 ③これはまあ、お約束で(笑)。
ブレア回顧録 上・下2冊セット

ブレア回顧録 上・下2冊セット

 ①②はゼミ書評に取り上げたということで、こちらでも紹介済みです。③は年明け早々のゼミ書評で取り上げる予定。

 【番外】小説編:最も感銘を受けた1冊

 

四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)

 今年出版されたものではありませんが、学生に紹介されて以来、今年ハマったのが森見登美彦。学生に紹介されたのは『夜は短し歩けよ乙女』の方で、それもかなり面白かったです。

 ではでは、良いお年を。