終了!
ようやく授業期間終了です。あとはレポート提出を待って採点すれば、終わり。これらがすべて終わるのは3月中旬ですが…。
でも、授業終了は少しさびしい面もあります。ゼミの4年生に教えるのは、これで最後になってしまいますから。最後の飲み会も終え、あとは卒業式です。今年の4年生もよく頑張りました。特に、成長度が大きかったなあと思います。
また、今年度のゼミは毎回の議論がとても面白かったので、僕自身かなり楽しめました。この点に関しては、おそらくこれまででも一番じゃないかな?いくつかの要因はあると思いますが、法学専攻から出てくれてたM君の存在が大きかったかな。
さて、最後の最後まで、我がゼミでは書評の提出が求められます。僕が今年度最後に紹介したのは、以下の2冊です。今年度を振り返ってみると、日本において(個別の政党というより)政党政治自体が機能不全なのではということが問題になった感があり、今年度の締めとして以下をチョイス。①は政党政治の混迷を実証的に分析しその要因を探るもの、②はそんなものを超えた新たな民主主義を構想するもの。
①樋渡先生の編著は、いつも序論がとても勉強になりますね。
- 作者: 樋渡展洋,斉藤淳
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2011/12/01
- メディア: 単行本
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②学生の間でも話題になっているようなので、聞かれたときに「ああ、あれね」と答えられるように読んでおいた。政治学者がきちんと考えなければならないいくつかの論点が含まれていると思います。
- 作者: 東浩紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/11/22
- メディア: 新書
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