8.31
8月31日。わが大学では夏休み最終日。ただでさえ切ないのに(苦笑)、政治はアレだし、野球はコレだし。某先生の口癖ではないですが、「何か面白い話ない?」と学生とかに聞いて回りたい気分です。その意味では、授業再開は良いタイミングなのかもしれませんねえ(なんだかんだ言っていますが、授業など学生との交流が増えるのは、嫌ではない)。
今年の夏休みは、特に8月は、会議と雑務にかなりの時間を取られた上に、1週間に伸びた夏季一斉休業期間(研究室来てもエアコンつかない)は、スパッと帰省に使ってしまったので、研究に仕えた時間は例年に比べても少なく、進捗状況がどうなんだろう?という感じではあります。
ただ、ようやく最終週の今週になって、かなりまとまって研究時間を取ることができたので、少し盛り返した感はあります。9月に予定されている研究会報告に向けては少し目処が立った(方向性は固まってきた)一方、もう一本秋に執筆予定の論文については、ストーリーは固まってきたけど、資料の山に追われていて、若干苦労しているところ。
実は夏前に、もう一つ秋に締め切りの来るお仕事のお話をいただいていたにもかかわらず、諸般の事情からお断りせざるを得なかったのですが、もしお引き受けしていたら、今ころ大ピンチになっているところでした。
ただ、この夏は、例年に比べて、新刊を中心に多くの本を読むことができたような気がします。そのうちのいくつかは、2学期に、また恒例のゼミ書評で紹介していこうと思いますが、特に興味深かった本をいくつか挙げておこうと思います。
- 作者: 水島治郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2012/07/19
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政党支配の終焉―カリスマなき指導者の時代 (サピエンティア)
- 作者: マウロカリーゼ,Mauro Calise,村上信一郎
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2012/06/01
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ウェストミンスター・モデルの変容 日本政治の「英国化」を問い直す (立命館大学法学叢書)
- 作者: 小堀眞裕
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あと、小説は宮部みゆきの昔のものを何冊か。新しいものでは、森見登美彦の↓がよかったです。
- 作者: 森見登美彦,くまおり 純
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/05/29
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