ロンドンなど

 3月に入り、我が大学でもようやくと春休みに入りました。僕個人は、いろいろと怒涛の日々が続いております。

 3月上旬には、調査のため、ロンドンに行ってまいりました。今回は、イギリス労働党の地方組織や、フェビアン・ソサエティなどを回り、見学やインタビューをしてきました。いろいろなことが聞けて、それなりに成果はありましたが、一番印象に残ったのは、現在の党首であるエド・ミリバンドへの評価が、労働党内部においても割れているということでした。ただ、「頭は良い(がカリスマ性には欠ける)」、「周りの人々の意見をよく聞く」という評価は共通していたように思います。まあ、どうしてもブレアと比較したうえでの、高/低評価となるようです。

 いずれにしろ、今年の夏には、労働党関係の原稿を一つ書くことになっているので、何とか生かせればいいのですが。

 また、ロンドンに行くといつも悩まされるのは、時差と食事なわけですが、やはり今回も。とりわけ時差に関しては、こちらが年を取るごとにしんどくなってきている感じもします。行く前はビールとか楽しみにしていたんですが、夜になるとどうにも眠くなり、あまりビールという気分にもならなくなるんですよね。そうするとどうしても手近なもの(大抵、おいしくない)で済ませようとしてしまい、そのためによけいに、食事への不満につながっていくような気も。

 さて、そんな3月のもう残すところ1週間。そろそろまた、新年度のことが気になってくるところですが、その前に、卒業式と、もう一つ国内出張が待っております。