5月末日

今月は、5月初日と5月末日にブログを更新することになってしまいました。狙っていたわけではないのですが。

 5月末日締め切りの書評原稿も無事に提出。字数オーバーの問題は残るものの、内容的にはご了承いただけたようで、ホッとしております。活字になるのは、10月の予定です。

 また、毎年恒例、5月末の大イベントと言えば、健康診断。今年は、5月に飲み会が多かったりしてやや苦戦が予想されたのですが、直前の一週間で必死に調整して(自転車通勤の距離を延ばすなど)、とりあえずなんとかBMIを20.0未満に落とし、腹囲測定を回避することに成功。また、歳を重ねるほどに血圧が下がってきているという現象も。健康的になったというより、白衣高血圧を克服しつつあるということなのでしょうけど。

 さて、ゼミの方も順調に進行中。だんだんと、議論が盛り上がるようになってきました。今週のゼミ書評で僕が取り上げた本は、以下の2冊です。

(1)以前から注目していた先生なのですが、昨年ある学会でご一緒したことで、お知り合いになれてとてもうれしいです。規範の政治もEUも関心のあるテーマなので、興味深く読みました。規範パワー、特にそれをマルチレベルガバナンスと結び付けて考える議論は、かなり独創的に思われ、引き込まれました。

環境のEU、規範の政治

環境のEU、規範の政治

(2)ゼミ書評で紹介した学生がおり、飲み会でもちょっとした話題になったので、僕も読んでみました。なかなか生々しくてすごい(笑)。新書としては面白いが、といったところでしょうか。

教室内(スクール)カースト (光文社新書)

教室内(スクール)カースト (光文社新書)

 さて、明日から6月。学会出張などがあるうえに、リレー講義の順番も回ってきたりするので、なかなか忙しいことが予想されます。とりあえず、明後日日曜日には、津田塾大学での講演会でコメンテイターをしてきます。案内は以下のリンクです。
http://www.tsuda.ac.jp/news/lecture/2013/hak1k300000049qb-att/2013EU-JapanFriendshipWeek_OpenLectureflyer_130602.pdf